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奈良 大阪 神戸の 4代目 雨漏り診断士 日記

地震の対策① (耐震補強の現状)

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こんにちは。森です。
先日はまたもや宮城県沖の方で5強の地震が発生しましたね。
今年に入ってからでも5強は3度目と言うことで常に警戒が必要ですね。
今日は地震に供え「屋根を守るには?」と言うことで書かせていただきます。
特に瓦屋根の方はお読みください。



通常地震が発生すると、まずは
家屋が倒壊しないか?
と言うことをお考えになられるかと思います。近頃では耐震補強なども進んでいますが、一般的にまだまだ浸透していないのが現状のようですね。

なぜ、耐震補強が中々進んでいかないか??

と言うのには理由があります。
それは「簡易検査」と「精密検査」と言うものがありまして、
「簡易検査」では、市町村から助成金が下りるので負担はかなり少なくなります。
奈良県では実質負担は5000円です。

そして診断が終わり、次に(お客様のご要望で)「精密診断」と言うものを受けなければいけません。
これは「破壊検査」なども含み、筋交いなどが適切に入っているかと言うのを壁などを壊して調べるのです。適切に筋交などが入っていれば適合となります。

壁を元通り直し、精密診断は終了します。
ここで一つ難点なのが「精密検査」には結構大きなお金がかかってしまうと言うこと

お値段はお家によって様々ですが私が関わったおうちなどであればおおよそ120万円くらいのお見積もりになってしまうようでした。
そこで「そんなにかかるのなら、、、」とお客様も諦められる、、、。とパターンが大変多いのが現状のようです。

確かに、耐震補強は必要だと思います。ただ、お値段があまりにもかかってしまうと言った部分がネックなのですね。国もその部分をもう少し補ってくれるともっと浸透するんじゃないのかな?と思います。

これからの補助金制度にそのようなものが出てくることを期待します。

大地震に備えて、実際耐震補強をされたお家の工事も携らせていただきました。が、やはり、瓦から金属屋根に変えるだけでも基準値はグンと上がるようです。
和瓦から金属屋根に変えた事例写真と解り易い文章で説明をしています

少しでも耐震基準を上げるご参考にしてください。

次回のブログは地震による「二次被害を避けるには?」です。
是非お読みください!

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