雨漏り修理の相見積もりはタイプ別の2社以上から!

相見積もりとは?

「相見積もり(あいみつもり)」とは、複数の会社から見積もりを取ることです。

そのメリットには、

  1. 料金が比較できる
  2. およその料金相場がわかる
  3. 工事内容や接客態度など料金以外の比較ができる

などがあります。

あくまで私の経験上ですが、当社に新規でお問い合わせくださるお客様の3分の1ほどは相見積もりを取られています。中には5社以上から相見積もりを取られていたお客様もいらっしゃいます。

ちなみに相見積もりのデメリットは、

  1. 調査や見積もりを依頼する時間や労力がかかる
  2. 業者から嫌がられることがある
  3. 安さだけの業者に依頼してしまうことがある

などです。

歓迎できる相見積もり、歓迎できない相見積もり

森板金では相見積もりについては「ご納得いくまでご自由に」というスタイルです。もちろん相見積もりを取らずに「森さんに任せます」とおっしゃっていただければ、その分、真剣勝負で仕事に向き合います。

相見積もりを取られて納得した上で、当社にご依頼いただいたときも、それはそれで正直うれしいですし、その期待に応えられる工事をしよう!となります。

ですから、相見積もりは基本的には歓迎しています。

ですが、中には「歓迎できない」相見積もりもあります。

それは、当社が雨漏り診断(現地調査)して、雨漏りの原因を突き止めたにも関わらず、ろくに調査もしない業者に「森板金より安くしてくれるか?」というように、「値引き交渉の材料」とされてしまうことです。

そんなときは、悔しい思いをしながらも「腕利きの職人の技術と知恵を使うことの意味、価値、そして安心して依頼できるメリット、少々の大雨でも安心して過ごせるメリットをお客様に伝えきれなかった自分たちの未熟さを反省する機会だ」と自分に言い聞かせるようにしています。

同時に「調査もしない会社によく依頼できるな」と正直心配になったりもします。

相見積もりはぜひタイプの違う2社以上から!

相見積もりにはそれなりのメリットがありますが、お客様から相談されたときには、せっかくなら「タイプの違う2社以上から」取ることをおすすめしています。

雨漏り修理業者のタイプとは、

  • 地元の業者
  • 安さを売りにたくさんの工事を引き受けている業者
  • 「紹介サイト」から紹介された業者

など。

「業者が違うと見積もりもこれだけ違うんだ」ということに気づけるかもしれません。

(こちらもお読みください)
記入式「雨漏り修理・屋根工事業者比較表」

見積もりを大切に

最後に少しだけ個人的な願いを言わせていただきますが、屋根診断(雨漏りの原因調査)などには時間も要しますし、なにより雨漏りの原因をつきとめられるようになるには何年もかかります。

最近はやりの「ドローン」をちょっと飛ばしただけでわかるような簡単なものでは絶対にありません。

(こちらもお読みください)
ドローンのメリットは「ちゃんとやってる感」?ドローンの必要性を考える

しっかり調査しなければ、雨漏りはすぐに再発しますので、せっかくの工事代金がすべて無駄になります。

だからこそ、こちらも真剣勝負で調査しますし、少しでもお客様が余計なお金を払わなくていいように、診断士や職人、工事部リーダーが一緒になって知恵を絞ったりして作り上げるのが「見積書(兼調査報告書)」なのです。

どんな会社に工事を依頼されるかはお客様の自由ですが、そんなことを少し知ってもらえるとありがたいと思います。